上級者向け。
グレースケールを使えない場合に、網点トーンでグラデーションのように見せるテクニックを紹介します。
動画
球体を網点トーンでなめらかなグラデーションにする方法の紹介です。
薄いトーンの場合、どのくらい削ったかが判別しにくいので、クイックマスクで選択範囲をつくります。 クイックマスクのショートカットCTRL+M。(Macの場合は⌘+M) pic.twitter.com/VYifHKDL02 — コミスタ講座@印刷の出力見本同人誌制作中 (@manpakudou_bot) 2014, 3月 27
クイックマスクは、使い慣れると、選択範囲が作りやすいのでおすすめです。 pic.twitter.com/11Pfo1d4FC — コミスタ講座@印刷の出力見本同人誌制作中 (@manpakudou_bot) 2014, 3月 27
クイックマスクで選択範囲を作り、すでに用意してあるトーンレイヤーにCTRL+Uで塗りつぶしました。(その後は、CTRL+Dで選択範囲解除します) トーンは、透明で消すことができます。 透明のショートカットは6 です、 pic.twitter.com/9wCflX8Sg7 — コミスタ講座@印刷の出力見本同人誌制作中 (@manpakudou_bot) 2014, 3月 27
トーンは、黒で描き足すこともできます。 黒のショートカットは4 です。 pic.twitter.com/tOMQJ0klE9 — コミスタ講座@印刷の出力見本同人誌制作中 (@manpakudou_bot) 2014, 3月 27
61番だけで終わらせてもいいのですが、今回は網点のトーンを階層にして、グラデーションにします。 61番のレイヤーを複製します。 pic.twitter.com/bVCwoHggIt — コミスタ講座@印刷の出力見本同人誌制作中 (@manpakudou_bot) 2014, 3月 27
複製したトーンの濃度を変えます。 プロパティ→トーンから、濃度変更で20%にします。 62のトーンになりました。 pic.twitter.com/bG4k5NAQqh — コミスタ講座@印刷の出力見本同人誌制作中 (@manpakudou_bot) 2014, 3月 27
コミスタでトーンレイヤーを複製すると、網点の位置は同じ位置になります。 普段は、この仕様はトーン重ねをしたい場合は困るのですが、今回は大活躍です。 もし、トーン重ねしたい時は手動でずらします。 pic.twitter.com/L03om9eBAi — コミスタ講座@印刷の出力見本同人誌制作中 (@manpakudou_bot) 2014, 3月 27
62番で、さっきの61番よりも影になる部分の選択範囲を作ります。 pic.twitter.com/4UoCQiUylj — コミスタ講座@印刷の出力見本同人誌制作中 (@manpakudou_bot) 2014, 3月 27
選択範囲を作った後、Shift+Deleteで「選択範囲外を消去」します。 この選択範囲外を消去 はかなり使えるので、覚えましょう! pic.twitter.com/405mRKSdhB — コミスタ講座@印刷の出力見本同人誌制作中 (@manpakudou_bot) 2014, 3月 27
ここまでの61番と62番を表示すると、こうなります。 pic.twitter.com/wpv5IyLreh — コミスタ講座@印刷の出力見本同人誌制作中 (@manpakudou_bot) 2014, 3月 27
グレースケール表示にすると、こうなります。 (レイヤーのメニュー→トーン表示設定 でグレースケールに変えることができます。) pic.twitter.com/qIIRsGNnCg — コミスタ講座@印刷の出力見本同人誌制作中 (@manpakudou_bot) 2014, 3月 27
モノクロ作品の場合、トーン表示設定「自動」と「グレー表示」を切り替えて作業すると便利です。 pic.twitter.com/6JiCVlrBua — コミスタ講座@印刷の出力見本同人誌制作中 (@manpakudou_bot) 2014, 3月 27
トーン削りブラシhttps://t.co/pedyb91LOMを使った拡大図です。 グレースケール表示だとこんな感じですが・・・ pic.twitter.com/XsUB3kQzdM — コミスタ講座@印刷の出力見本同人誌制作中 (@manpakudou_bot) 2014, 3月 27
網点表示にすると削りがありつつ、濃い色になっています。 pic.twitter.com/VFihN6Xn7H — コミスタ講座@印刷の出力見本同人誌制作中 (@manpakudou_bot) 2014, 3月 27
61、62、63を層にしました。 (これはトーン貼り付け領域を表示 で色を表示ができます) pic.twitter.com/IZ5DC2mNbt — コミスタ講座@印刷の出力見本同人誌制作中 (@manpakudou_bot) 2014, 3月 27
網点表示になるとこうなります。 pic.twitter.com/KdZTAZLre2 — コミスタ講座@印刷の出力見本同人誌制作中 (@manpakudou_bot) 2014, 3月 27
グラデーションのトーンをはる
次は、グラデーションのトーンを貼るための選択範囲を作ります。 pic.twitter.com/vq10uK4u7A — コミスタ講座@印刷の出力見本同人誌制作中 (@manpakudou_bot) 2014, 3月 27
グラデーションツールの円を使います。 pic.twitter.com/ykGJkqMMoe — コミスタ講座@印刷の出力見本同人誌制作中 (@manpakudou_bot) 2014, 3月 27
トーンレイヤーの上にグラデーションツールを使うと、自動でグラデーショントーンが作成されます。 アナログでは大変だったグラデーショントーンが何枚でもどんどん作れます。 pic.twitter.com/q33z40fBOq — コミスタ講座@印刷の出力見本同人誌制作中 (@manpakudou_bot) 2014, 3月 27
ハイライトを入れます。 透明部分を表示すると、白が見えます。 白のショートカットは5 です。 pic.twitter.com/Tn8q9ap075 — コミスタ講座@印刷の出力見本同人誌制作中 (@manpakudou_bot) 2014, 3月 27
グラデーションを入れて、ハイライトを入れて完成です。 pic.twitter.com/in7G1kHnF6 — コミスタ講座@印刷の出力見本同人誌制作中 (@manpakudou_bot) 2014, 3月 27
実際のデータ配布中。ダウンロードができます
説明で使ったコミスタファイルと、印刷用見本を配布します。ダウンロードして中身を見ることができます。 トーン削りの見本としてもご利用ください。 https://t.co/9qO3zMuQb8 pic.twitter.com/StNmqnRDtq — コミスタ講座@印刷の出力見本同人誌制作中 (@manpakudou_bot) 2014, 3月 27
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